まつエクの根元が汚くなる予防法と対策
2020年9月19日
まつエクのアフターケアとして「まつ毛を刺激しない様に洗顔してください」と指導された方も多いのではないでしょうか。
なるべくこすらない様に、優しく洗った結果、「根元や接着部分が汚くなった…」「せっかく綺麗なデザインなのに、なんだか汚い印象になってしまった…」とお悩みの方も多い様です。
今回は、まつエクの気になる汚れの原因と対策方法をご紹介します。
まつエク汚れの種類は主に2通り!
まずは汚れの色で、何を原因とする汚れなのかを見極めてみましょう。
①汚れが黄色い
根元の毛と毛の間の汚れや、接着剤の周りの汚れ
→アイシャドウ、マスカラ、ファンデーション、ダストなどの取り残し
②汚れが赤い
まぶたのキワの汚れ
→アイライン、マスカラなどの取り残し
汚れをこのままにしていると、まつげダニの繁殖やまつ毛の抜け毛などの原因になってしまうことがあります。
まつエク汚れの危険性
まつエクの汚れが、まつ毛ダニの温床になってしまうかも?!
まつ毛ダニをご存知でしょうか。そに名の通り、まつ毛に生息する「ダニ」です。なんと、日本人の5人に1人は持っているのだとか。まつ毛ダニが生息していると、目が痒くなる、フケのようなものがまつ毛についている、まつげが抜けやすくなるなどの症状を引き起こします。
どんな時にまつ毛ダニが増えるのかというと、「目元の汚れが取れていない時」です。皮脂や汚れがまつ毛ダニの大好物。一日の終わりに皮脂を含んだメイクなどがしっかり落とせていないと、どんどん繁殖してしまいます。
特にアイラインに注意しましょう。インラインを引く方の場合、皮脂を分泌する「マイボーム線」をカバーしてしまいます。すると、好物を失ったまつ毛ダニが外→目の内側に移動し、目のかゆみが酷くなったり、視力低下などの原因になってしまうと言われています。
まつエクの汚れが、まつ毛が抜ける原因に?!
根元の汚れや、エクステについた汚れがしっかりと落とせないと、根元やまつ毛それ自体を痛めてしまいます。その結果、生えてくるまつ毛が細くコシのないものとなってしまったり、まつ毛に付いた汚れが重みとなって、抜けやすくなってしまうんです。
まつエクの汚れが、色素沈殿の原因に?!
アイラインなど、ウォータープルーフで落ちにくいものを使用している方は要注意です。落とし残しがあると、メイク残りが酸化し、お肌にダメージを与えていきます。色素沈殿の元になるメラニンは、紫外線はもちろん、こうしたメイクの取り残しによる刺激によっても生成されます。
なので、取り残せなかったアイラインや、アイシャドウのあたりが赤、茶色っぽく色素沈殿してしまうこともあるんです。
いかがでしょうか。まつエク汚れの危険性を知ればしるほど、「ちゃんと汚れをおとさなきゃ」と思えますよね。問題は、どうやって綺麗に落として行くかです。ゴシゴシしてしまえば、せっかくのエクステが取れてしまいます。
かと言って、優しく洗い流すだけではメイクや皮脂汚れを取り残してしまいますよね。以下にクレンジング、洗顔時のテクニックを見ていきましょう!
まつエク汚れを溜めない、クレンジング&洗顔方法
汚れが取れやすいクレンジングというと、オイルクレンジングですが、オイルと接着剤の相性が悪く、まつエクの持ちを下げてしまいます。なので、クレンジング剤は、必ず「オイルフリー」のものを使用して下さいね。
クレンジング&洗顔の手順
1:クレンジングを手にとり、目元に馴染ませます。
2:まぶたの上→下→まつ毛付け根→まつ毛の先端に、一直線に、優しく指を滑らせていきます。ゴシゴシしないよう、また、力を入れすぎないようにしましょう。
3:目のしたも同じように、上→下に指を滑らせるようにして汚れをオフしていきます。
4:アイラインやマスカラが取れない時には、綿棒を使用してオフします。目頭→目尻に向けて1直線に綿棒を動かしていきましょう。
5:顔全体の洗顔時には、目元には泡を置く位で十分です。
6:洗い流す際にはゴシゴシせず、水を優しくかけ流すようなイメージで行いましょう。
7:洗顔後に、タオルで優しくポンポンと水分をふき取ります。
8:コームでまつ毛の毛並みを整え、ドライヤーの冷風を優しくかけて、しっかり乾かしていきます。
毎日疲れてかえってくるとメイク落としが億劫になることもありますが、目元の健康と美しいまつエクのキープの為に、1日の終わりに頑張ってみましょう。