まつエクしている方の入浴・洗顔で気をつけること
2020年8月27日
疲れた体を癒す、至極のバスタイム。誰もが大好きなひと時ですよね。ただ…まつエクは水分や湿気に弱い性質を持ちます。せっかくのバスタイムが、まつエクの持ちを考えるあまり不安な時間になっては残念過ぎです。本記事では、まつエクとお風呂を両方楽しむためのポイントをご紹介します!
洗顔・入浴は施術から6時間以上たってから
まつエクのグルーが硬化するまでにかかる時間は24時間です。ですが、24時間顔を濡らしたらNGなんて言われても、困ってしまいますよね。そのため、多くのサロンでは施術から6時間してからの洗顔を推奨しています。
とはいいつつも、本音を言えば、出来る限り24時間経過するまで水に濡らして頂きたくないと思っています。以下のようなデメリットに繋がる可能性があるからです。
・グルーは水分に弱いため、劣化してグルーが白化することがある
・完全に乾燥していないところに刺激が加わり、エクステが変な方向に固定されてしまう
・グルーの揮発成分(ホルムアルデヒド)にさらされる時間が長くなり、アレルギーを発症しやすくなる
・まつエクの持ちが悪くなり、取れやすくなる
施術後は、できるだけお顔に水がかからないよう、施術当日は湯船にゆっくりと浸からず、シャワーだけにしていただく。洗顔を避けるためにクレンジング~洗顔~化粧水の機能を備えたクレンジングシートを利用して頂くことをおススメしています。
持ちをアップさせる お風呂で気を付けるポイント
1:シャワーを直接まつ毛に当てない
シャワーでざっと洗顔フォームや付いてしまったシャンプーを落としたくなる気持ちも分かります。ですが、シャワーの水圧はまつエクにはよくありません。水でまつ毛をこする事になります。
まつエクは引っ張るなどの力には比較的強いのですが、左右からの刺激にはとても弱いです。四方から強い圧力をかけてしまうシャワーではなく、必ず水・お湯を顔に浸すようにして優しくパシャパシャと洗い流しましょう。
2:まつエク時の洗顔方法
◇クレンジング
目元メイクをしっかりしている方には、ごわつかないタイプのオイルフリーのクレンジングシート+綿棒で目元メイクを落とす方法をご紹介することもあります。細心の注意を払うことができるのであれば、目元だけオイルフリーのシート・クレンジングを使用し、他の部分はオイルクレンジングでもOK!
1本で完結したい!という方には、目元・顔両方に使えるオイルフリーのジェルクレンジングが密着しやくおススメです。ただし、市販のものだと洗浄力が弱く、思うようなクレンジング効果は見込めないかも知れません。
どれを選んで良いか分からない方は、サロンで販売されているまつエク専用のクレンジングを検討すると間違いないでしょう。
◇洗顔
洗顔はいつもと同じように、テカリゾーン(Tゾーン)→頬→目元の順番で洗顔して頂いて構いません。目元にはタップリの泡を乗せて泡で汚れを吸着させるようなイメージで洗い、ゴシゴシと刺激したり、根元部分に手が触れないようにしましょう。
3:長風呂はOK?
「半身浴など、長時間お風呂に浸かるのはOK?」と質問を頂くこともありますが、残念ながら長風呂はまつエクにはよくありません。水分が天敵のグルーに悪影響を与えてしまうんですね。湯船につかる時間を少し短くしたり、長風呂の頻度を下げるなどすると良いかと思います。
お風呂上りの一工夫
お風呂あがりにまつエクを濡らしたままにしていませんか?まつエクの持ちをアップさせる、入浴後の一工夫をご紹介します。
1:コームでまつ毛の形を整える
この作業を行うことで、まつエクの方向をキレイに保つことができるようになります。
2:30cm位離した位置、「下」からドライヤーの冷風で乾かす
水分をしっかり飛ばし、湿気からまつエクを守ります。まつ毛の上からドライヤーを当ててしまうと、圧力がかかりデザイン崩れの原因になるので注意したいですね。
3:美容液でまつ毛をケアする
エクステは地まつ毛に装着されています。地まつ毛の状態が良く健康であれば、まつエクが取れにくくなったり、まつ毛がエクステの重さに耐えられずに抜けるなんて事態を避けることも出来ます。美容液で丁寧にケアして行きましょう。