まぶたの腫れ・浮腫みの原因
2020年9月13日
本日は重要な朝メイクのまぶたケアについてお話をしたいと思います。
大切な日に限って、「まぶたが浮腫んで一重に!」「腫れぼったくて、アイメイクが上手く決まらない」なんて事があると思います。
生活習慣など、何気ない動作がその引き金となっているかも知れません。
まぶたの腫れ・むくみの原因と、その解消法をご紹介させて頂きます。
しっかり予防をして、憂鬱な朝とはおさらばしましょう。
まぶたが腫れる・浮腫む主な原因
病気
頻繁にまぶたが腫れる・浮腫むと言う方は、腎臓疾患の可能性もあります。
また、目元だけでなく顔や体全体が長く浮腫むという方の場合、尿にタンパク質が過剰に出てしまう「ネフローゼ症候群」の可能性も。
夕方~夜だけではなく、一日に渡って浮腫む場合などは迷わず医療機関を受診しましょう。
代謝ダウン・血行不良
代謝のダウンが、浮腫みと深い関係にあります。
代謝とは、「体に摂取されたエネルギー・栄養素が、消費されたり、利用される事」を意味し、代謝が正常に働く為には、私達のあらゆる動作に関わる細胞が活発に動く事が大切です。
ですから、健康を保つことは勿論、細胞が活動に必要とする酸素や栄養をしっかりと滞りなく届けてあげる事が必須。
血行不良や老廃物が溜まり易い体は、その循環を阻害し、「代謝」の大敵になってしまうのです。
老廃物等がたまり血行不良→代謝ダウン→さらに血行不良→更なる代謝ダウンという負のスパイラルに。目元のむくみを撃退するには「代謝」を下げない生活習慣が大切なのです。
代謝を下げてしまう、主な生活習慣はこちら!
・夜更かし
・外食(塩分・糖分の過剰摂取)
・夜食
・アルコールの飲み過ぎ
・水分の摂り過ぎ
・運動不足
外食やアルコールなど、付き合い上、どうしても必要なケースもありますよね。そんな時には以下のポイントに気を付けてみましょう。
外食
まずはサラダからオーダー。塩分・糖分のある物を食べるなら、デザートや絞めの炭水化物は摂取しないなどの工夫をしてみましょう。
アルコール
脱水効果があるので、アルコールの摂取後に喉が渇き易くなります。
体の水分量を調整する機能がアルコールにより麻痺しがちなので、ここで水分を取りすぎてしまう傾向に。
アルコールはほどほどを心掛ける。飲み過ぎないように、チェイサーで適宜水分を補給するなどの工夫をしてみましょう。
その他の要因
目をこする癖
涙を流すと、目が腫れる。実は、必ずしもそうではないようです。
泣いた後に目が腫れてしまうのは「目をこするから」と言われています。
目をこすってしまう事で、皮膚の下の毛細血管が傷つき、それを修復しようと組織液が多量に発生。
目元は皮膚が特に薄い箇所ですから、余計に腫れて見えてしまうのです。
寝ている間に目をこする傾向のある方は、注意してみましょう。
落としきれていないアイメイク
アイメイクがしっかり落ちていないと、炎症→目の腫れの原因となってしまいます。
メイクは少なからず肌にダメージを与えてしまうので、出来るだけ早く落とすようにしたいですね。
就寝姿勢
朝の目元のむくみが夕方にかけて引いて来る、という方。
もしかすると枕の位置が低いのかも知れません。
「頭が心臓よりも高い位置」が血液の巡りを阻害しないべストな体勢です。
うつぶせではなく、仰向けで寝る と浮腫みにくくなります。
生理前の女性ホルモン
女性の場合は、生理1週間前~生理半ばまで、女性ホルモンの関係で浮腫みやすい体質となります。
出来るだけ代謝を下げない生活を心掛け、浮腫みの原因となる水分を排出する「カリウム」・「ビタミンE」を積極的に摂取するようにしてみましょう。
朝の憂鬱な目のむくみや腫れは、生活習慣を意識する事で改善可能なようです。
どうしても夜更かし、アルコール、外食などが必要な時には、マッサージやツボ押しなど、むくみ予防方法を是非お試し下さいね。