秋の花粉症はどのように対処すればいい?
2020年9月27日
花粉症は春先に気になる方も多いですが、
秋の花粉症にはブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった植物が原因となることが多いと言われています。
飛散量のピークは9月と言われているので今特に注意も必要です。
秋はハウスダストも増えると言われているので、
気になることがあればご自身の持つアレルギーについても知っておくといいかもしれません。
花粉症の時期にまつエクが出来る人・出来ない人
お客様の大切な目を預かっておりますので「花粉症でもまつエクは出来ます」とは当店では簡単に言うことはできません。
どんな対策をしていても症状が出ている場合には、負担になってしまうので心苦しい思いですが施術をお控えいただく事もあります。
・花粉症で目が痒くこすってしまいまつエクが取れてしまった
・寝ている時に無意識に目をこすって朝起きらたら、まつエクが抜けていた
・目が常に充血していて真っ赤になっている
特に夜はアレルギー症状が日中に比べると強く出てしまいます。夜に無意識にかいてしまうようであれば、まつエクをしても長持ちせず、かえって花粉キャッチャーとなって痒みを進行させてしまうこともあるので要注意です。
例に挙げた様な状態にあるならば、まずは自宅で花粉症ケアをし、痒みがあまり気にならない位にまで落ち着けてから、まつエクを検討してみてください。この方法が目のためにも、経費のためにもベストかと思います。
症状が気にならない程度になれば、あとは自宅でのちょっとしたケアやサロンでの施術方法の工夫で、花粉症の時期でもストレスなくまつエクを続けられますよ。以下に、まつエクを付けていること前提での、詳しい花粉症対策メソッドを見ていくことにしましょう。
花粉症シーズンでのまつエク花粉対策
自宅にいる時や外出時に自分でできる花粉症対策をご紹介します。毎日の積み重ねでグッと症状が良くなったと言われるお客様も多いので、ぜひ実践してみてください。
①帰宅後に、ドライヤーで花粉を飛ばす
エクステが花粉キャッチャーになってしまうため、帰宅してすぐにドライヤーの冷風で目元の花粉を飛ばしましょう。
②どうしても目をキレイにしたい!ピンチの時には目・まつ毛洗浄液で洗う
アイボンなどの洗浄液で目やまつ毛を洗うことも可能です。ただし、施術後すぐに使用するのは止めましょう。グルーが乾ききるまでに時間がかかるため、念のために施術から2日以上たってからの使用が目安です。
また、毎日のように使用するのも控えた方が良いでしょう。グルーが少量ではありますが、液体に混ざりますし、ドライアイの原因になるとも言われています。いざという時にだけ使用するようにしたいですね。
③アイシャドウチップでメイクオフする
「花粉や汚れが溜まってる気がする…」目元が綺麗にオフできているか心配という方も多いかと思います。これは花粉に限らずですが目元を指でこすってメイクを落とすことは目元の負担やまつエクが取れる原因にもなりますので、クッション性のいいアイシャドウ用のチップにクレンジングを含ませて優しく取るのがオススメです。根元のアイラインも引っかかりなく落とせますよ!100均でバラ売りで売ってるのでぜひ。
④花粉症対策の目薬や外服薬を使用する
花粉症でもまつエクを続けている方の多くが、病院で処方されたアレルギー薬や目薬を服用しています。
処方薬や処方された目薬の使用を考えてみることも大事です。
⑤角膜保護成分などを含む保湿系目薬で、目の保湿・保護を心掛ける
花粉症の時期は、アレルギーによって目が敏感になっています。また擦るなどして傷つきやすい状態です。こうした状態を続けていると目の免疫が弱り、一層アレルギー反応を強めてしまいます。
「まつエク中だから目薬は避けた方が良い」と思われる傾向にありますが、痒くてこすってしまうよりは、目の健康の為にも、まつエクの為にも目薬の使用はずっと賢い選択です。しっかりと目の保湿や保護が期待できる目薬で、潤いケアをしてみましょう。
⑥冷たいタオルなどで冷やす
夜になると、痒みが増すことも多いと思います。そんな時には、冷やしたタオルで目元を軽く冷やしてみて下さい。この時に、まつエクに衝撃を与えないように注意してくださいね。痒みが和らいでいきます。
サロンの技術でのまつエク花粉対策
多くのまつエクサロンでは、以下のような工夫で花粉症の方のまつエクにも対応していきます。花粉症症状のある方は、お気軽にお電話やメールでお問合せ下さいませ。
①痒みの出る目頭・目尻を避けてまつエク
まつエクは左右からの刺激にとても弱いのですが、目をこする時って左右への摩擦ですよね。痒みの出やすい目頭や目尻をこすってしまうと、その箇所だけエクステが取れ、次第にデザインが崩れていきます。
あらかじめ、目尻(端から5mmくらい)・目頭(端から1.5㎝くらい)にエクステなしでも素敵なデザインにすることで、長くキレイな状態を保てるようになりますよ。
②いつもより少し短く、細いエクステを付ける
少し短く・細いエクステにすることで、花粉をキャッチしにくくします。
③通常より根元から遠め(2mm)くらいの位置にエクステを付ける
通常は地まつ毛の根元から1〜1.5mm位の位置にエクステを付けますが、2mm位と少し離した位置につけることで、花粉やホコリなどの蓄積を防ぐ効果が期待できます。
対策として様々ありますが、まつエクを楽しんで頂けるよう季節に合わせたアレルギー対策にも注目してみてくださいね。