まぶたがむくみ・腫れる時の原因や対処法は?
2020年9月28日
朝起きたら「まぶたが浮腫んで一重になってる」「腫れぼったくて、アイメイクが上手く決まらない」なんてことたまにありませんか?
生活習慣など、何気ない動作がその引き金となっているかも知れません。
まぶたの腫れ・むくみの原因と、その解消法をお話ししたいと思います。
予防や対策をして、楽しい1日の始まりの朝にしていきましょう!
まぶたの腫れ・むくみ主な原因とは?
病気
頻繁にまぶたが腫れる・むくみがあるという方は、腎臓疾患の可能性もあります。
また、目元だけでなく顔や体全体が長くむくんでといるという方の場合には、尿にタンパク質が過剰に出てしまう「ネフローゼ症候群」の可能性も。
夕方~夜だけではなく、一日に渡ってむくんでいる場合などは迷わず医療機関を受診しましょう。
代謝ダウン・血行不良
代謝が下がることが、むくみと深い関係にあると言われています。
代謝とは、「体に摂取されたエネルギー・栄養素が、消費されたり、利用される事」を意味し、代謝が正常に働く為には、私達のあらゆる動作に関わる細胞が活発に動く事が大切です。
健康を保つことは勿論、細胞が活動に必要とする酸素や栄養をしっかりと滞りなく届けてあげる事が必須。
血行不良や老廃物が溜まり易い体は、その循環を阻害し、「代謝」の大敵になってしまうのです。
老廃物等がたまり血行不良→代謝ダウン→さらに血行不良→更なる代謝ダウンという負のスパイラルに。目元のむくみを撃退するには「代謝」を下げない生活習慣が大切なのです。
代謝を下げてしまう、主な生活習慣は↓↓↓
・夜更かし
・外食(塩分・糖分の過剰摂取)
・夜食
・アルコールの飲み過ぎ
・水分の摂り過ぎ
・運動不足
外食やアルコールなど付き合い上、どうしても必要なケースもると思います。たまには外食で美味しいご飯やお酒を楽しみたいそんな時もありますよね!そういったときにこんなことには気を付けてみましょう。
外食
まずはサラダからオーダー。塩分・糖分のある物を食べるなら、デザートや絞めの炭水化物は摂取しないなどの工夫をしてみましょう。
アルコール
アルコールの摂取後には脱水効果により喉が渇き易くなります。
体の水分量を調整する機能がアルコールにより麻痺しがちなので、ここで水分を取りすぎてしまう傾向になるとか。
アルコールはほどほどを心掛けるようにし飲み過ぎないように、チェイサーで適宜水分を補給するなどの工夫をしてみましょう。
その他の要因には
目をこする癖
涙を流すと、目が腫れる。実は、必ずしもそうではないようです。
泣いた後に目が腫れてしまうのは実は「目をこするから」と言われています。
目をこすってしまう事で、皮膚の下の毛細血管が傷つき、それを修復しようと組織液が多量に発生。
目元は皮膚が特に薄い箇所ですから、余計に腫れて見えてしまうのです。
寝ている間に目をこする傾向のある方は、注意してみましょう。
落としきれていないアイメイク
アイメイクがしっかり落ちていないと、炎症→目の腫れの原因となってしまいます。
メイクは少なからず肌にダメージを与えてしまうので、出来るだけ早く落とすようにしましょう。
就寝姿勢
朝の目元のむくみが夕方にかけて引いて来るという方は、もしかすると枕の位置が低いのかも!?
「頭が心臓よりも高い位置」が血液の巡りを阻害しないべストな体勢です。
うつぶせで寝てしまうという方は、仰向けで寝るとむくみにくくなります。
生理前の女性ホルモン
女性の場合は、生理1週間前~生理半ばまで、女性ホルモンの関係でむくみやすい体質となります。
出来るだけ代謝を下げない生活を心掛け、浮腫みの原因となる水分を排出する「カリウム」・「ビタミンE」を積極的に摂取してみるといいですよ!
目元のむくみ・腫れ予防方法
リンパマッサージ
顔に溜まった水分を流してあげる事で、翌朝の顔・目のむくみを予防します。「目周」「首」のマッサージぜひ参考にしてみてください。
目周りのマッサージ
⑴
1. 額に人差し指・中指・薬指を水平に当て、こめかみ部分まで流すイメージで持ってきます。
2. こめかみをプッシュ。
3. そのまま下・首筋~鎖骨まで流します。1~3を3回程続けます。
⑵
1. 薬指を眉頭→眉毛の骨に沿って、こめかみまで動かします。ここでも老廃物を流すイメージを持って行いましょう。
2. 目頭に戻る→下まぶたの骨の窪みに沿って、こめかみまで動かします。
3. こめかみをプッシュ→そのまま顔のラインに沿って下に。首筋→鎖骨に流します。
首のマッサージ
- まずは軽く首を動かし、ストレッチをします。
- クリームを首全体に塗ります。
- 耳の裏に手を当て、鎖骨のあたりまでさすります。この動作を10回程行いましょう。
- 鎖骨の窪みをぐりぐりとして、老廃物の出口を整えます。
速攻!目元のむくみ・腫れ対処法
予期せぬ、目元のむくみ・腫れに役立つ方法は…
温冷刺激
ホット→血行促進。冷え→皮膚・血管の引き締めと言った具合に、温度の違いを利用する事で、まぶたの腫れに効くと言われています。その手順はこちら。
- ホットタオル・冷たい水や化粧水を含ませたコットンを用意します。
- ホットタオル・コットンをそれぞれ3~6分程度を目安にまぶたに乗せます。
ツボを押す
- 眉頭(目頭の上部)の内側にある窪みに親指を置き、上に向かって3秒プッシュ×3回。
- 目頭の下のくぼみに中指をあて、同じように3秒プッシュ×3回。
ご自身に当てはまる原因はありましたか?
むくみや腫れで悩まされないようしっかり予防や対処法で、1日の始まりが明るくあることを願って…
ぜひ参考にしてみて下さい。